エントリーシートのアピール度を向上させる6つの技術

2020年12月30日

エントリーシート記入

エントリーシートを向上させるには

エントリーシートでアピールするには、書き方のコツを知る必要があります。特別な経験がなくても、伝え方を工夫すれば、採用選考者に「この学生に会ってみたい」と思わせることは可能です。今回は、エントリーシートを向上させる6つの技術を紹介します。

技術①:1行目で、採用担当者を惹きつけること

1行目に結論を書く

はじめに結論を書けば、文章の主旨が読み手をストレートに伝えられます。結論が分かりづらい文章は、読み手にとって負担になります。結論を最初に書き、主張が分かりやすい文章にしてください。エントリーシートの文章構成は、「結論・理由・具体例」の順で書くのがおすすめです。物語のように「起承転結」の順で書かれた文章だと、読み手に結論を探す手間をかけてしまいます。採用担当者が知りたいのは「結論」です。はじめの1行目は、必ず結論から書いてください。

読み手に配慮した文章

読みやすい文章を書きましょう。採用担当者は何百何千ものエントリーシートに目を通しており、パッと見て文章がごちゃごちゃだと、印象が悪くなります。改行や括弧を使うのもおすすめです。改行で行間にゆとりを持たせ、確実に伝えたい主張は括弧で強調しましょう。視覚的な圧迫感が減ると、1行目がすっと目に入りやすくなります。

技術②:数字を効果的に使用する

数字で示すと、エピソードへの信頼性が上がります。漠然とした文章だけでなく、具体的な数字を交えて実績をアピールすれば、採用担当者からの印象アップが可能です。

成果を示す

自分がアピールできる成果は、数字で示しましょう。
×「アルバイトを頑張り、売り上げアップに貢献しました」
○「アルバイト先で20%の売り上げアップに貢献しました」
数字で示せば、読み手もエピソードのイメージがしやすくなります。数字には説得力があるので、アピールポイントにうまく取り入れましょう。

自分の成長を示す

今の自分がどれだけ成長したかを示すにも、数字は有効です。
例:「毎日の練習の結果、水泳部での記録を1秒縮めました」
例:「テニス部では予選落ちの経験をばねに、3位入賞を果たしました」
採用担当者は、学生がこれまで努力してきた内容や経緯に興味があります。
成長を数字で示し、採用担当者が興味を惹かれるような文章を作りましょう。

技術③:切り口を工夫して、伝える

自分のアピールポイントを数値化するのが難しい場合は、切り口を工夫して伝えましょう。他の人から評価された事柄や、過去との比較を伝えるのが効果的です。

他者からの評価

例:「サークル活動で、『あなたがいたから団結できた』と仲間たちから言ってもらえました」
例:「アルバイト先で、明るくハキハキとした接客を店長やお客様から評価いただきました」
他の人からの評価は客観性があるため、主張の信憑性が上がります。評価にいたる経緯を分かりやすく説明し、説得力のある文章にしましょう。

過去との比較

例:「野球部ではなかなかベンチ入りできませんでしたが、日々の練習によってスタメン争いができるまでに成長しました」
このような切り口から入りつつ、今までの経験で何を学んだかを示しましょう。採用担当者が知りたいのは「成長した事柄」ではなく、「経験の中で何を学んでどう成長したのか」です。

技術④:「名詞」の「内容」を確認する

学生と社会人の間には、認識の違う名詞や文化が数多く存在します。あなたと採用担当者との間で言葉の齟齬が発生しないよう、事前調査が必要です。広義に解釈できる言葉に注意しましょう。「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」「継続力」などの言葉は、学生と社会人の間でずれが生じやすいです。

例:コミュニケーション能力

学生の認識
・人と話すのが得意
・誰とでも仲良くなれる
社会人の認識
・相手の言葉を正しく理解する力
・分かりやすく伝える力
・交渉力をもとに仕事を成功させる力

広義に解釈できる言葉について、間違った認識で臨まないように気を付けましょう。

企業が求めている力を把握する

自己分析と企業分析、一方でも欠けると選考を通るのは難しくなります。
企業が欲しいのは「自社にとって、必要な能力を備えた人材」です。企業が求める人材像を分かっていないと、論点のずれた自己アピールとなってしまい、ミスマッチと判断されかねません。企業分析を確実に行い、求められる力がアピールできるエントリーシートを書いてください。

技術⑤:アピール度が高い行動を優先的に書く

アピールポイントがいくつかある場合は、アピール度が高い行動を優先して書きましょう。受動的行動よりも能動的行動を自分が当事者となり、活躍した経験を優先しましょう。能動的に行動した内容は、面接でも話を広げやすく、熱意を伝えやすいです。能動的行動は企業にも好まれる傾向があります。指示を待つだけの受け身的な人材より、主体的に行動して企業貢献する人材が求められているのです。短期間の経験よりも継続的な経験を採用担当者は、学生の粘り強い姿勢にも興味を持っています。努力を積み重ねて継続した経験は、アピール度が高い傾向にあります。長期間の経験の中で、どのように困難を乗り越え、今後どのように生かすのかをアピールしましょう。

技術⑥:内容のバランスを意識して書く

さまざまな面から自分をアプローチすれば、あなたの人柄や能力を採用担当者に伝えやすくなります。

成功体験と失敗体験

失敗体験からは、「失敗を乗り越える力」「失敗を次につなげる力」などをアピールできます。
成功体験を示す際には、途中の失敗体験を交えつつ、最後の成果につなげる書き方がおすすめです。

情熱と論理性

企業への熱意を伝えつつ、企業からの質問意図を的確に把握して答えるのも大切です。
情熱は採用担当者の心を動かしやすいですが、あまりに抽象的すぎると「入社後に何をしたいのか」を伝えられません。情熱と論理性のバランスが大切です。エントリーシートのアピール度を向上させるには、さまざまなポイントがあります。今回ご紹介した6つの技術を参考に、採用担当者を惹きつけるエントリーシートを作り、選考を突破してください。

« 戻る