就活生の方へ、印象の良い面接の仕方

2021年5月10日

印象の良い面接中の振る舞い

面接では限られた時間の中で、自分がどのような人間であるかをアピールしなければいけません。また、多くの就活生が同じ質問を与えられた中で印象に残るためには、工夫が必要です。印象が良い、一緒に働きたいと感じてもらえる面接中の振る舞いには、どのようなものがあるのでしょうか。

語尾を短く、歯切れよくする

面接は基本的に会話で構成されています。人に対する話し方は、普段はあまり意識していないかもしれません。しかし、どのような話し方をしているかも面接官にとっては重要な情報です。印象が良い話し方の基本は語尾を短く、歯切れよくすることです。例えば、「大学時代に印象に残ったことは?」という質問に対して答えるとき、「いろいろあるのですが…そうですね…」とダラダラと前置きしてしまうと、聞いている側も面倒に感じます。面接では話す内容だけでなく、伝え方も重要です。まずは結論を簡潔に述べてから理由や説明をプラスしましょう。理由からスタートしてしまうと、結論までが長くあいまいになってしまいがちです。結局何がいいたいのかわからないままになってしまって、テンポも悪くなってしまいます。

最初のあいさつをひと工夫する

たくさんの就活生がいる中で目立つためには、他の人と同じことをするよりも工夫が必要です。例えば最初のあいさつで工夫することもできます。単純に名前を名乗るだけでは印象には残りません。そこで「○○です。御社が本命です、どうぞよろしくお願いします。」というように気合とユーモアをアピールしながら挨拶します。あいさつは自分の自由におこなえるアクションの一つです。第一志望であることや、面接先の会社のファンであることなど、すべて面接の中で伝えられるとは限りません。そこであいさつでどうしても伝えたい情報を伝えてしまう戦法です。ただし、ユーモアの判断は受け手である面接官次第です。いきなりあいさつで工夫するのではなく、まずは元気にはっきり、相手に届くようなあいさつができるようになりましょう。

アイコンタクトする

「目は口程に物を言う」という言葉もありますが、面接官は面接時の目線にも注意を払っています。例えば、面接官が二人以上いた場合、質問している面接官だけではなくそのほかの面接官に対してもアイコンタクトをすることが大切です。また、入室時にはつい下を向きがちですが、ファーストアイコンタクトの重要なタイミングです。面接官の目をしっかり見てあいさつしてください。あいさつのときには、まずアイコンタクトしてからお辞儀をして、さらにアイコンタクトです。自己PRのときにも瞳にしっかり力をこめましょう。口元だけでなく、目も一緒に笑うようにするように意識すると、柔和な印象になります。

聞く姿勢を見せる

面接は、単に学生が志望理由など自分が伝えたいことだけをしゃべる場ではありません。面接官の話を聞く姿勢も大切です。真剣に話を聞く姿勢は、相手に誠実さを印象付けます。

相づちを打つ

面接官の話を聞くときは、姿勢よく相手をしっかり見てください。適宜、うなづいたり、相づちを打ったりするとしっかりと聞いていることをアピールできます。相づちを打つときは「はい」が基本ですが、適宜「そうですね」、「勉強になります」などを使い分けるようにしましょう。「はいはい」と2回以上相づちを打つのはNGです。また、聞いた内容によっては、その内容について質問してみてください。的確な質問ができれば、話をきちんと理解していることを伝えることができます。

感謝の気持ちを伝える

面接が続くと忘れてしまいがちですが、面接官は貴重な時間を割いてその人が企業にふさわしい人材かどうかを真剣に考えています。面接を受けるときには、面接を受けられることに対して感謝の気持ちを持ちましょう。面接に限らず、就職活動のときには、「忙しい中ありがとうございます」と時間を割いてくれた人に対して感謝を伝えるようにしましょう。また、一つ一つの面接を真剣に、受け答えやお辞儀にも感謝を込めるようにしてください。

意識して話をする

会話は日常的におこなっているため、面接のためにわざわざ練習はしないという人もいるかもしれません。しかし、面接では短時間で自分の人柄を伝えなければいけません。誤解なく、好印象を持ってもらうためにも面接時の話し方には意識を向けてください。声の大きさや速さ、身振り手振りなど、相手に伝えることを意識して話をしましょう。可能であれば面接コンサルタントにみてもらうか、自分で動画にとってチェックしてみてください。

面接を楽しむ

面接は自分と向き合う時間でもあり、辛いこともたくさんあります。それでも未来に向かって、志望する会社の面接を受けることは新しい世界に一歩踏み出す、ワクワクすることです。面接はできるだけ楽しむつもりで取り組むようにしましょう。面接の出来や結果がどうであっても、その企業と面接官はコストをかけて自分をみてくれています。面接してくれることに感謝の気持ちを持って、一つ一つの面接を楽しむようにしてください。

面接を突破したい学生に向けて

面接は、自分が将来どのようになりたいのか、どのように社会に貢献できるのかをイメージする機会です。面接の練習をするときには、自分が考えるイメージを紙に書いたり、声に出したりすることでより具体的に行いましょう。文字にすることで明確にイメージできるようになり、考えを整理できるため面接にも落ち着いて向き合うことができます。面接での話し方や履歴書はプロにチェックしてもらうこともできますが、まずは自分の考えをアウトプットして、何を伝えたいかを考えてみましょう。

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